ロゼルのみバンギラスとリリバのみオーロンゲの可能性
『ロゼルのみバンギラスとリリバのみオーロンゲの可能性』(by村人A)(寄稿:村人A)
ポケモンの構築
オーロンゲ
いじっぱり(A↑C↓) いたずらごころ リリバのみ
努力値:H252 A252 B4
実数値:202-189-86-103-95-80
ようき(S↑C↓) すなおこし ロゼルのみ
努力値:H252 A4 S252
実数値:207-155-131-103-120-124
おくびょう(S↑A↓) ふゆう こだわりスカーフ
努力値:H4 C252 S252
実数値:168-112-110-177-110-165
りゅうせいぐん あくのはどう かえんほうしゃ ラスターカノン
おくびょう(S↑A↓) ようりょくそ じゃくてんほけん
努力値:H252 B158 S100(晴れ下最速スカーフサザンドラ抜き調整)
実数値:197-108-100-142-80-124
ずぶとい(B↑A↓) ゆうばく あついいわ
努力値:H252 B252 D4
実数値:210-101-130-91-82-104
アシッドボム にほんばれ おきみやげ ちょうはつ
努力値:H252 A252 S4
実数値:170-189-150-99-76-76
アクアブレイク アクアジェット はたきおとす ハサミギロチン
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構築のポイント
この構築のポイントは『壁貼り偽装のオーロンゲ』と『壁無しでトゲキッスやミミッキュ対面で龍舞を積むバンギラス』です。(+あと晴れエースダーテング軸)
まずリリバのみオーロンゲについて紹介します。現在、壁貼りオーロンゲは有名になったこともあり、ドリュウズを始めとしたポケモン等で対策をされています。そこでさらにそこをメタる型がこのオーロンゲになります。まず鋼ワザを耐えて切り返すためのリリバのみ、また返しの打点として格闘打点のアームハンマー、A120から繰り出されるタイプ一致威力70先制ワザである不意打ち、耐久水ポケモンへの打点としてパワーウィップを採用しました。バンギラスと並べて初手に選出することで相手の意表を突くことができ、3タテ出来ることもありました。ただドリュウズ対面は必ず不意打ち×2で処理しに行きましょう。アイアンヘッドで怯んで悲しいことになります。
次に「このオーロンゲがトゲキッスを呼ぶ」+「壁無しである程度動くことが出来る」ことを踏まえてロゼルのみバンギラスを採用しました。発想としてはシンプルで、ロゼルのみを盾にりゅうのまいを積み、抜いていくアタッカーです。ロゼルのみを持つことで壁無しでもフェアリーポケモンを起点に「りゅうのまい」を積むことが出来ます。
そしてこのバンギラスが止まる高耐久水ポケモンやアーマーガアをはじめとする物理受けポケモンを対処するために晴れエースダーテング+晴れ起動サポート要員スカタンクを採用しました。(詳しくは天野恵さんの記事をご覧ください。細部は異なりますが大まかな方向性は同じです)
最後に補完枠として単体性能の高い「タスキシザリガー」「最速スカーフサザンドラ」を採用しました。
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読者へのコメント
この構築は現在メタが貼られている「壁貼りオーロンゲ」+「弱点保険バンギラス」を意識して、アタッカーオーロンゲを軸に構築を組みました。もともとオーロンゲはAの種族値が120もあり、ワザも優秀なものが揃っており、アタッカー性能は高いものがありました。加えて今はサポート型という強烈なイメージによりアドバンテージを得ることがあるという利点まであり、十分にアタッカーとして採用できるポケモンだと思います。よければ皆様も使ってみてください。
最後に、この構築を少し変更してシーズン3を潜り感じたことを踏まえまして、改良点としては以下の点が挙げられると思います。
・オーロンゲのパワーウィップ→ちょうはつに変更。これによりトゲキッスやミミッキュに対面したときに続くバンギラスの起点にすることが出来るようになった。
・オーロンゲのアームハンマー→ばかぢからに変更。命中不安ワザはやはり外れる為、命中安定ワザを採用すべきであった。
・ダーテングのSの努力値を最速スカーフヒヒダルマ抜き調整に変更。当初採用していたこごえるかぜに合わせていましたが、現在の型では打点が無い為。
・ダーテングのリーフストームをソーラービームに変更。命中不安ワザはやはり外れる為、命中安定ワザを採用すべきであったし、晴れ下での運用がメインである以上、ソーラービームでよかった。